黒影トルーパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 23:07 UTC 版)
「仮面ライダー鎧武/ガイム」の記事における「黒影トルーパー」の解説
ユグドラシル・コーポレーションの保安要員が量産型戦極ドライバーとマツボックリロックシードを使用して変身するアーマードライダー。一部書籍では、「仮面ライダー黒影トルーパー マツボックリアームズ」と表記している。 仮面ライダー黒影 マツボックリアームズをもとに開発されており、スペックや外見はオリジナル黒影とほぼ同様だが、量産型戦極ドライバーを使用しているためライダーインジケーターはブランクとなっている。また、スーツの脇腹の部分に格子状の模様が薄く刻まれている。武器はアームズウェポン影松のほかに、特殊スモークを発する発煙筒や火炎放射器を使うことがある。 ユグドラシルタワーの警備や、ヘルヘイムの森の侵食への対処を主な業務としていた。またプロジェクト・アークでは、この黒影トルーパーを大量生産して一部の人類を救済する計画だった。 ヘルヘイム関連の事態が収束した後は悪用を防ぐため、呉島貴虎によってドライバーとロックシードは全て廃棄処分された。第47話でのコウガネの出現に際しては、万一の時のために唯一残された一式で、城乃内が亡き初瀬への思いを込めて変身するも、仮面ライダー邪武とイナゴ怪人に敗北し、ドライバーとロックシードを破壊された。 『ドライブ&鎧武』では、メガヘクスにより複製されたドライバーとロックシードでメカ兵士が変身したメカ黒影が登場する。 『鎧武外伝 仮面ライダーナックル』では、ネオ・バロンの構成員が変身した黒影トルーパーが2人登場し、ザックと城乃内を襲ったが、仮面ライダー龍玄によって退けられた。その後、仮面ライダーナックルと一騎打ちを行う仮面ライダーブラックバロンの加勢に駆けつけたが、ブラックバロンの攻撃に巻き込まれた後は登場していない。 撮影用スーツは3体分が製作された。大人数が登場する場面は、画面の切り返しや合成によって処理されている。 黒影トルーパーは企画の当初には存在しておらず、「やはり戦闘員ポジションのキャラクターがほしい」という要望に応える形で考案された。仮面ライダーグリドンをベースにすることも検討されたが、想定以上にスーツが作りこまれていて量産向きではなかったため、最終的に黒影が原型に選ばれた。
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