鴬宿とは? わかりやすく解説

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鶯宿

読み方:オウシュク(oushuku)

所在 岩手県岩手郡雫石町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒020-0574  岩手県岩手郡雫石町鴬宿

鶯宿温泉

(鴬宿 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 18:31 UTC 版)

鶯宿温泉
温泉情報
所在地 岩手県岩手郡雫石町
座標 北緯39度38分22秒 東経140度55分09秒 / 北緯39.63936度 東経140.91928度 / 39.63936; 140.91928 (鶯宿温泉)座標: 北緯39度38分22秒 東経140度55分09秒 / 北緯39.63936度 東経140.91928度 / 39.63936; 140.91928 (鶯宿温泉)
交通
泉質 硫黄泉
泉温(摂氏 57 - 62 °C
宿泊施設数 23
外部リンク 鴬宿温泉観光協会 - ウェイバックマシン(2023年12月26日アーカイブ分)
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鶯宿温泉(おうしゅくおんせん)は、岩手県岩手郡雫石町(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)にある温泉。雫石盆地の南西隅に位置する[2]

泉質

温泉街

鶯宿川の両岸にホテル旅館民宿が立ち並ぶ。規模の大きなホテルから、自炊部を備えた湯治を行える旅館まで存在する。

温泉街にはかつて、けんじワールドという屋内に海岸を再現した遊泳施設が存在し、日帰り入浴温泉施設も併設されていた。現在はガーデニング公園「フラワーガーデン森の風」にリニューアルされ、日帰り入浴については併設されている「ホテル森の風鶯宿」本館にて対応している。

鶯宿温泉観光協会に併設して町営の共同浴場があり、現在では町民以外の入浴も可能となっている。

歴史

天平年間に加賀国の農夫によって発見されたという[2]開湯伝説によれば、ウグイスが川床で傷を癒しているところを加賀国から移住してきた木樵「助」と名乗る男が発見したと伝えられ、以後は近郷の僧侶の助力もあり、庶民の湯治場として整備し、ウグイスの伝説に因み、鶯宿と名乗るようになった。

戦後は、盛岡市の急速な都市化に伴い、奥座敷としても発展していった。今日では昔ながらの湯治場のスタイルと比較的大規模な旅館が林立する行楽温泉の二面性を持っている。

2009年平成21年)4月に、温泉街中心部の廃墟旅館を撤去し、足湯のある「うぐいす湯の里公園」が開園した。現在1年間で約17,000人の来園者を数えている。

2018年(平成30年)には、秋田共栄観光が秋田県青森県で経営するホテル5軒で低廉な価格でフグ料理を提供するために、同社の子会社である一山商事を通して、鶯宿温泉の廃業したホテルの温泉水を利用して温泉トラフグの養殖を開始した[3]。温泉トラフグは2019年6月から雫石町のふるさと納税の返礼品に追加され[4]、同年9月6日に鶯宿温泉 川長でお披露目・試食会が開かれた[5]。なお、同年に養殖の様子を撮った写真が「水を吐くフグ」としてTwitter(現・X)で注目を浴びた[6]

周辺観光施設

脚注

  1. ^ 乗車の際は、チケットが必要。最寄りのチケット販売所は「ローソン雫石でんく」。
  2. ^ a b 近藤忠三「岩手県鶯宿温泉の電気探査とボーリング結果について」『地学雑誌』第67巻第4号、1958年、189-196頁。 
  3. ^ 温泉水でフグ陸上養殖、秋田共栄観光が5ホテルで提供”. 日本経済新聞 (2018年12月12日). 2024年1月7日閲覧。
  4. ^ 鹿糠亜裕美 (2019年6月27日). “地元で提供 水を吐く動画が話題 町おこしの起爆剤に 雫石・鶯宿”. 毎日新聞. 2024年1月7日閲覧。
  5. ^ 「鶯宿温泉とらふぐ」お披露目と試食会が開かれました”. 雫石町役場 (2019年9月10日). 2024年1月7日閲覧。
  6. ^ 口からプーと…水を吐く「温泉トラフグ」人気 再生100万回超”. 毎日新聞 (2019年3月27日). 2024年1月7日閲覧。

関連項目

外部リンク


鴬宿(おうしゅく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 15:14 UTC 版)

ウメ」の記事における「鴬宿(おうしゅく)」の解説

徳島県主要品種。豊産性だが、ヤニ果発生極めて多いため梅干し加工には向かず、梅酒梅ジュース向けの青梅専用品種である。花は淡紅一重果実重25-40g。花梅の鴬宿とは異な品種である。自家不和合性のため受粉が必要。

※この「鴬宿(おうしゅく)」の解説は、「ウメ」の解説の一部です。
「鴬宿(おうしゅく)」を含む「ウメ」の記事については、「ウメ」の概要を参照ください。

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