魔響教団関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 10:22 UTC 版)
ファノーラ・クリストフル 魔響教団の死霊魔術師であり「幽玄なる魔女」(「~の系譜」という表現で呼称されなかったためファノーラ自身が起源の魔女の可能性がある)。左目に魔性紋が現れる。その容姿はどこか現実離れした寒気のするような美しさと評される。冷気を纏っているかのように彼女の周りだけ空気が冷たい。教団内では死屍人(アンデッド)が関わる事件の仕事を主に担当している。戦闘時には、彼女に忠誠を誓う死霊騎士と呼ばれる強力な騎士が召喚されて戦う。 ヨハン ファノーラの助手。左目に黒い眼帯をつけている。下僕のようにこき使われているが、本人は気にしていないようである。外見も性格も人間と見分けがつかない程だが、正体はファノーラの死屍人(アンデッド)である。 ダンウォード・コルヴェクト 吸血鬼の二大勢力の1つ夜族のかつての王。吸血鬼の中で最強の力を持ち、力のある者が上に立つという吸血鬼の掟の下、力のまま思うままに、女は食い荒らし、それ以外は気まぐれに殺す、傲慢で残忍な暴君として恐れられていた。しかし約100年前に血族に力を貸そうとした人間の国王を殺してしまったためにその報復として城を留守にした隙に襲撃され、妻子は火あぶりにされ、自身もドルネイズに敗れて失脚する。瀕死のところをオスカーに助けられ、復讐のため教団と契約を結び、再びオルエンシア・セットに戻ってくる。プライドが高く傍若無人なところは相変わらずで、ギド達と共同戦線を張った際にも得手勝手に行動し何度も衝突した。 オスカー・オルエンシア ダンウォードとコンビを組む魔術師。見た目も性格も女性のようだが男性である。「偉大なる魔女」の系譜で、魔女とは呼べないが、魔女の力を受け継いでいる。額に太陽のような魔性紋が現れる。気配り上手で、ギド達と共同戦線を張った際には、ダンウォードとギド達の緩衝役も担った。なお、女装の趣味については、魔女の趣向を受け継いだためと弁明している。
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