鬼塚 小姫 (おにづか さき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 07:02 UTC 版)
「コンシェルジュ (漫画)」の記事における「鬼塚 小姫 (おにづか さき)」の解説
第12話から登場。クインシーホテルオーナー松岡の銀行員時代の大先輩の娘で元部下。その縁で中途採用によりクインシーホテルに入社し、コンシェルジュ部門に配属される。怜悧な美貌を持つ才女。17ヶ国語を話せる語学能力を活かした通訳・翻訳、税理士や行政書士など多数の資格を有し、その知識を活かした事務仕事は的確かつ迅速。調理師や毒物劇物取扱責任者の資格まで持ち合わせる。芸術的な面については知識はあるが、特に絵を描く才能に関して言えば皆無に近い。ただし本人にその自覚はない。多才である一方、基本的にマニュアル人間で感情の起伏が乏しく、同僚や客との人間関係を構築するのが苦手であり、無意識に心に壁を作ってしまう。これは不仲だった両親から殆ど放任状態で育てられ、成績や試験の順位と言った「数値で表せるもの」でしか評価されなかったという生い立ちの故であるが、転職当時の機械的なまでに融通の利かなかった固い性格も、毎回変化に富んだ仕事の依頼や、人情味あふれる仲間とのやりとりの中で、感受性や思慮深さを学び取り変化しつつある。常連客・有明光成のことが気にかかり、彼の前では自然な笑顔を見せるなど、感情を素直に表に出すことが増えてきた。後期、それとなく好意を意思表示して以来何かと有明の行動を把握したがるようになり、最終エピソードではすっかり彼を尻に敷いた状態になっている。福島県出身。立場的には涼子の後輩であるが、実は涼子より3つ年上。最上からは、特に「知性」に関して抜きん出ていると評されている。
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