コンシェルジュ (漫画)
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『コンシェルジュ』 (Concierge) は、原作:いしぜきひでゆき、画:藤栄道彦による日本の漫画作品。新潮社の『週刊コミックバンチ』に2003年11月14日号から2010年39号の最終号まで連載された。単行本は全21巻。 ホテルの役職の一つで、門番や世話役などのサービス業でもあるコンシェルジュを主人公とした漫画で、ホテルの宿泊客やスタッフが巻き起こす様々な問題や頼み事を丁寧に解決していく。
注釈
- ^ 話によっては「クインシーホテル東京」と書いてあることもある。
- ^ 1話冒頭では22歳と記載されていた。『プラチナム』32話では「ごにょごにょ歳」となっている。
- ^ そのため、松岡のことは「先輩」と呼んでいる。
- ^ 涼子がクマ好きなのと、倒したことがが奇跡に近いのもあるため。中には当時熊を仕留めた司馬の写真をパネルにした者もいた。
- ^ 麗美が客の言動に対し感情を露わにしたときにフォローすることもある。涼子とみさおの会話で涼子が「(麗美に対して純菜の)指導が厳しすぎないか」と問いたところ、みさおは「(純菜が麗美のことを)悪く言ったことを聞いたことがない」と返している。
- ^ 当初松岡は麗美に対し「要求する能力を提供できなければ覚悟してもらう」と圧力をかけた。トラブルに巻き込まれる形になった麗美も営繕の仲間に「大変な仕事だが役に立てないのが悔しい」と口にする(その営繕の仲間は口にはしなかったものの麗美のコンシェルジュ姿が似合っていると呟いていた)。
- ^ 松岡が麗美をコンシェルジュ部門に配置転換させたのは「コンシェルジュも簡単な部署ではないこと」を解らせるための一時的なもので、処分そのものは考えていなかった。
- ^ 営繕時代にも指抜きの革製のグローブをしていた。
- ^ 家電はひと通り修理ができ、ラジコンやパソコンの他にコンシェルジュ部門で管理している自転車も組み立てている。プライベートではジェットエンジンを搭載したゴーカートも作ろうとしたが、車体に載せる前にエンジンが暴走してバラバラになったこともあった。幼いころに父親が買ってきた喋る人形が気になってその日のうちに分解して泣かれたことを宿泊客との会話で明かしている。
- ^ メンバーで寿司屋に食事をした際、女性メンバーが司馬の寿司から理不尽なトレード(一つの高いネタと複数の安いネタを交換)をしているのを見て、麗美が自分の分をこっそりと司馬の皿に置いていた。
- ^ チーフからサブチーフではあるが、部門を考慮すると降格ではなく昇格に近く、本人も納得している。
- ^ スカートの短さに驚くコンシェルジュ姿もイメージとして登場しており、それに対しての注意書きが記されていた。同様にバンケットの制服を着た時も前ページに注意書きが書かれていた。
- ^ ウィルソンは小さい頃に母親を失くしており、その母親の思い出と共に語った「日本の母親」の思い出として行きつけの定食屋の女主人の話をした。彼女はいつも喧嘩をしてトラブルの絶えないウィルソンを窘めて、傷の手当てをした後に鯨肉のステーキを用意していた。それには「少々のことくらい笑って許せるような大きな男になれ」と言うメッセージが込められていた。
- ^ ダグラスは(大統領からの直の指名が入ったことで)涼子をいったい何者なんだと驚いていた。
- ^ 「プラチナム」ではこの衣装が起因となる騒動が起こる。
- ^ ジェイクの要求を何でも受け入れるのではなく「そんなバカな」と笑ってやることができなかったことに対し悔しさを滲ませていた。
出典
- ^ “『コンシェルジュ プラチナム』 | コミックゼノン編集部ブログ”. NORTH STARS PICTURES, INC. / コミックゼノン編集部 (2010年10月24日). 2010年11月5日閲覧。
- 1 コンシェルジュ (漫画)とは
- 2 コンシェルジュ (漫画)の概要
- 3 脚注
「コンシェルジュ (漫画)」の例文・使い方・用例・文例
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