駅長勤務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:24 UTC 版)
駅長・助役への任命に際しては3匹それぞれに正式な委嘱状が交付され、たまには特製の駅長帽と金色の名札も支給されている。帽子は(人間の)社員が使っている物を小ぶりにしたもので、社内では唯一帽子に金色の線が入っている。小さ過ぎて作るのが難しく、完成までに半年余り掛かったという。2008年7月には夏用の制帽も支給されている。金色の名札は2007年10月10日に何者かに持ち去られたのか紛失してしまったが、このことを知った動物カメラマンから新たに手製の名札が贈られ、金色の名札が再支給されるまでの間代わりに身に付けていた。 たま駅長たちの勤務日は月曜から土曜日で祝日も勤務しており、基本的に昼間の勤務となる(時間は季節によって変化有り)。また、2270系「おもちゃ電車」のテープカットや利用促進のための「貴志川線祭り」などのイベントで伊太祈曽駅等に出張したこともある。 たまは大人しく、駅長就任から1年ほど経つ頃には堂々と風格が出てきたとも評されている。ミーコは人懐こい性格で、生前はしばしば娘のたまに代わって乗降客に愛嬌を振りまいていた。ちびは人見知りする性格で猫小屋にこもっていることが多い。2007年5月11日にはちびが専用ケージから脱走して行方不明となる事件も起こったが、5月16日5時頃駅に戻って来た所を乗客が発見し、保護された。 2009年7月20日、ミーコ助役が体調を崩し死去。初七日が明けた7月26日に「永久助役」となった。四十九日が明けた同年9月6日に両備グループのホームページにて公表された。
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