駅の列車接近・発車メロディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 13:58 UTC 版)
「阪神電気鉄道」の記事における「駅の列車接近・発車メロディ」の解説
1990年から、駅自動放送でシンセサイザーによる接近・発車メロディが演奏されている。発車メロディ・通過列車接近メロディ・遅延発生時ないし緊急時告知メロディはオリジナルだが、停車列車の接近メロディは『線路は続くよどこまでも』が使われている。1990年の導入時は西浦達雄作曲・編曲によるものであったが、2009年1月からは向谷実作曲・編曲によるものに変更され、発車メロディは上り・下りとも同一のメロディとなっている。なお、元町駅と桜川駅のみ発車メロディは予告用のみが流れる(桜川駅1番線では、このあとに近鉄用の信号扱所からの出発承認合図器音〈ブザー音〉が流れる)。また、メロディ更新に合わせて同時に放送の案内の音声も更新している。 頭端式ホーム(梅田駅の全ホーム、神戸三宮駅の2番線)では、入線時の放送フォーマットは独特のものとなっている。駅到着直前は全ての列車で接近メロディを省略し、「まもなく、●番線に電車が参ります」のアナウンスのみを放送する。列車が駅到着後、少し間隔を空けて「●番線に停車中の電車は、■■(駅名)ゆき▲▲(列車種別)です、停車駅は…(普通は「各駅停車、■■(駅名)ゆきです、各駅に停車します」)」と放送する。このほか、梅田駅の全ホーム、尼崎駅2・5番線では発車直前から列車がホームを離れるまでの間、男女声とも(ホームによる)「●番線から、電車が発車します。ご注意ください」を繰り返し放送している。 停車列車接近メロディは、2011年から放送されているラジオCMでも使われている。 甲子園駅では、阪神甲子園球場での高校野球全国大会開催に合わせて、2013年の夏から全国高等学校野球選手権大会、2015年の春から選抜高等学校野球大会の開催期間限定で停車列車接近メロディを変更している。曲目は「甲子園駅#列車接近メロディ」を参照。 2019年3月より、全駅で頭端式ホームも含めて全ての列車到着ないし通過時に、「電車がまいります」「電車が通過します」のアナウンスの直後に新たにオリジナルの接近メロディまたは通過メロディを加えている。
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