飯舘村 (小惑星)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/05 05:27 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動飯舘村 8272 Iitatemura |
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仮符号・別名 | 1989 SG |
分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯 |
軌道要素と性質 元期:ED 2456400.5 |
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軌道長半径 (a) | 2.3845059 AU |
近日点距離 (q) | 2.7467868 AU |
遠日点距離 (Q) | 2.0222249 AU |
離心率 (e) | 0.1519313 |
公転周期 (P) | 1344.91866 日 (3.68 年) |
軌道傾斜角 (i) | 6.65657 度 |
近日点引数 (ω) | 81.83232 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 356.79986 度 |
平均近点角 (M) | 80.55832 度 |
物理的性質 | |
絶対等級 (H) | 13.0 |
発見 | |
発見日 | 1989年9月24日 |
発見者 | 水野義兼 古田俊正 |
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飯舘村(8272 Iitatemura)は、小惑星帯にある小惑星の1つ。仮符号1989 SG[1]。
概要
飯舘村は、1989年9月24日に岐阜県可児市で天体写真家の水野義兼と古田俊正によって発見された。
名前は、福島県相馬郡飯舘村に因み、発見者の知人であり福島県星の村天文台台長、大野裕明の提案による。
飯舘村民は、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震によって引き起こされた、東日本大震災により全村避難させられている。大野は、村民がばらばらに暮らしていても同じ宙の「小惑星 飯舘村」があれば心がひとつになり絆が深まるものと考え、名前を提案した[2]。
名前は2012年7月3日に、国際天文学連合の小惑星センターに承認された。
関連項目
似たような経緯で命名された小惑星。
- 14701 会津
- 19534 宮城
- 19691 岩手
- 19701 青森
- 19713 茨城
- 19731 栃木
- 20613 千葉県
- 21966 浜通り
- 22719 中通り
- 22745 陸前高田
- 22885 栄村
- 22914 津南町
- 23649 東北
- 29157 東日本
- 31152 大震災
出典
「飯舘村 (小惑星)」の例文・使い方・用例・文例
- 6月22日,飯舘村は役場機能の大部分を福島市に移した。
- 飯舘村の新しい出張所は福島市役所飯(いい)野(の)支所内に開設された。
- 飯舘村役場で以前に行われていた業務のほとんどが現在はその出張所で行われている。
- 約6000人の住民が飯舘村から避難し,多くの人々が福島市や近くの川(かわ)俣(また)町(ちょう)に移った。
- 約200人がまだ飯舘村で暮らしている。
- 最低限の業務は飯舘村役場で今も行われている。
- 飯舘村の菅(かん)野(の)典(のり)雄(お)村長は「飯舘村の復興に努めたい。2年以内に役場機能を一部でも村に戻したい。」と語った。
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