飯田沙耶
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飯田 沙耶 Saya Iida |
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2025年4月
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プロフィール | |
リングネーム | 飯田 沙耶 |
本名 | 飯田 沙耶 |
ニックネーム | マッチョ・ゴリさん 親分 小さな巨人 ゴリさん |
身長 | 145cm |
体重 | 54kg |
誕生日 | 1997年5月19日(28歳) |
出身地 | 千葉県柏市 |
所属 | スターダム |
スポーツ歴 | 陸上競技 |
トレーナー | 葉月 花月 |
デビュー | 2019年1月14日 対刀羅ナツコ戦 |
飯田 沙耶(いいだ さや、1997年5月19日 - )は、日本の女性プロレスラー。千葉県柏市出身。スターダム所属。血液型B型。
経歴
2018年
- スターダム10期生として入門。
2019年
- 1月14日、スターダム8周年記念興行で後楽園ホール大会における刀羅ナツコ戦でデビュー。(6分17秒ダイビング・ボディプレスで敗北)試合後、飯田はジャングル叫女、米山香織、ルアカ、刀羅からなるユニット「JAN」に加入した。
- 4月14日、新木場1stRINGで行われた『スターダムドラフト会議2019』でジャングル叫女はユニットリーダーとの5WAYバトルに敗れ、「JAN」は強制解散を余儀なくされた。飯田はSTARSのリーダー岩谷麻優に7位指名され、STARSに加入する。
2020年
- 2月16日、新木場1stRING大会で小野崎玲皇の引退試合に、タッグパートナーとして参戦。対戦相手はジャングル叫女&星野唯月。
- 10月10日の大阪府立体育会館大会から始まったゴッデス・オブ・スターダム~タッグリーグ戦~に、レッドゴッデスサイドで羽南と共に参戦。タッグ名は「wing★gori」。
- 11月14日、後楽園大会にてレディ・Cのデビュー戦の相手を務め勝利。
- 11月20日、上野恩賜公園野外ステージで、女子プロレス合同興行「Assemble vol.2」のスターダム提供試合にスターライト・キッドとタッグを組み参戦。上谷沙弥&AZM組に敗れる。
- 12月20日、大阪府立体育会館大会で舞華、上谷沙弥との3WAYマッチを制してフューチャー・オブ・スターダム王座を獲得。タイトルの挑戦・保持資格が「キャリア2年未満」と設定されていたが、戴冠後その場で1年延長を懇願し変更が認められた。
2021年
- 1月4日、テレビ朝日放送「ピン様キリ様」にて、女子プロレス業界の頂点「ピン様」として岩谷麻優、底辺「キリ様」として飯田が密着取材を受けた。[1]
- 1月17日 後楽園ホール大会にて、ウナギ・サヤカとフューチャー・オブ・スターダム王座選手権を行い、初防衛成功。
- 1月22日、SEAdLINNNG新木場1stRING大会の冒頭で、2020年末に宣戦布告された流れから岩谷麻優、渡辺桃と共に乱入。
- 2月10日、SEAdLINNNG新木場1stRING大会のメインイベントに渡辺桃と共にタッグで出場し、高橋奈七永&中島安里紗組と対決するも敗れる。
- 2月20日 新木場1stRING大会にて、SEAdLINNNGの花穂ノ利とフューチャー・オブ・スターダム王座選手権を行い、2度目の防衛成功。
- 3月3日、日本武道館大会で、第一試合となるバトルロイヤル戦「スターダム・オールスター・ランブル」に出場。現役選手、OG、他団体選手、男性レスラーが入り乱れる中13番目の退場となった。
- 3月26日 後楽園ホール大会にて、琉悪夏とフューチャー・オブ・スターダム王座選手権を行い、3度目の防衛成功。
- 4月7日、出場予定であった「STARDOM Cinderella tournament2021」の記者会見にて、右膝の前十字靭帯と外側側副靭帯の断裂を理由に長期欠場を発表[2]、トーナメント戦の代理は羽南が務めた。欠場に伴いフューチャー・オブ・スターダム王座は返上となった。
2022年
- 3月11日、東京都・品川インターシティホールでのスターダム『NEW BLOOD 1』で約11ヶ月ぶりに復帰(対戦相手は稲葉ともか&Aoi組、パートナーは羽南)[3]。
2023年
- 9月29日、東京都・品川インターシティホール大会で羽南と「wing★gori」としてNEW BLOODタッグ王座を奪取。
2024年
- 12月8日、『第14回 GODDESSES OF STARDOM ~タッグリーグ戦』を飯田&羽南「wing★gori」で初優勝。
- 12月29日、『STARDOM DREAM QUEENDOM 2024』両国国技館大会にて、飯田&羽南「wing★gori」が渡辺桃&テクラ組からゴッデス・オブ・スターダム王座を奪取。
人物

- 1人称は「あっし」。
- 目標とするプロレスラーは柴田勝頼と石井智宏[4]。
- 中学時代は陸上部に所属し、400mリレーで千葉県大会に出場している[4]。
- 145cmと小柄ながらも、全身筋肉質の体格をしておりパワーファイターとして活躍している。
- 筋肉美を競い合う、「スターダム第1回マッスルコンテスト」では初代チャンピオンに輝いた[5]。
- 高校時代から筋トレに熱心で、「筋肉は嘘をつかない」「好きなプロテインはチョコ味」「ジムが家のようなもの」と公言。
- チームメイトに「筋肉とプロテインのことしか頭にないでしょ!」とからかわれることも多く、実際に「プロテインは神」「筋肉味うまい」「プロテインは飲み物じゃない、精神安定剤です」「プロテインないと不安で眠れない」「“好きな色”聞かれたら、プロテインの色って答えてる」の飯田語録を残す。
- 地方遠征の際にも、「飯田はリュックの半分がプロテインとシェイカーだった」と語られるほどのこだわりを持つ。
- ニックネームやコスチューム、入場映像などに「ゴリラ」のモチーフが随所に用いられ、気合を入れるためドラミングポーズなども披露する。
- 高校卒業後、設計事務所に就職するが図面を作成するCADが理解できず一年で退職。「プ女子」活動に熱中する中、2017年11月19日『STARDOM BEST OF THE GODDESSES 2017』後楽園大会での、当時中学1年だった羽南vsルアカの試合に感銘を受け、スターダムへの入門を決意。
- 練習生時代に合同練習のトレーナーをしていた花月・葉月の両選手を師と慕っている。一度引退していた葉月が復帰し、2021年11月に飯田と同じStarsに加入することが決まった際は、「葉月さんは、あっしにとって育ての親なので素直に嬉しいです」と、喜びのあまりリングの上で号泣した。
- 工業高校のインテリア科出身[6]であり、高校時代にはインテリアデザインの全国大会に入賞経験がある。[7]
得意技
- 飯田岩(いいだがん)
- 変形ダイヤモンド・カッター。岩谷麻優から伝授された[8]。
- 達者でな!
- 変形キン肉バスター。STARDOMを退団したジャングル叫女の得意技「ジャングル・バスター」をオマージュ。
- 飯田橋
- ジャイアント・キラー
- クローズライン
- 逆水平チョップ乱れ打ち
- 飯田ロケット
- ノーザンライト・スープレックス
タイトル歴
- 第4代フューチャー・オブ・スターダム王座
- 第2代NEW BLOODタッグ王座
- w / 羽南
- 第35代ゴッデス・オブ・スターダム王座
- w / 羽南
- 2024年GODDESSES OF STARDOM 優勝
- w / 羽南
入場曲
- little GIANT
関連項目
脚注
- ^ “【メディア情報】1/4(月)よる11:15~テレビ朝日『ピン様×キリ様』に、岩谷麻優&飯田沙耶が登場!”. スターダム✪STARDOM. 2021年10月16日閲覧。
- ^ (日本語) 【4/7(水)17時~生配信】4・10&30『CINDERELLA TOURNAMENT 2021』記者会見ライブ配信!【#STARDOM】 2021年10月16日閲覧。
- ^ “「あっしが帰って来たぞ!」大怪我を乗り越え339日ぶりに飯田沙耶がスターダムのリングに帰還!”. バトル・ニュース (2022年3月12日). 2022年3月11日閲覧。
- ^ a b “【スターダム】飯田沙耶がデビュー 目標は「柴田勝頼さんや石井智宏さんのような『ザ・レスラー』」”. 東京スポーツ (2019年1月14日). 2020年4月30日閲覧。
- ^ “【スターダム】飯田沙耶マッスルコンテスト初代王者「当然と言えば当然」輝く筋肉アピール成功” (2025年6月16日). 2022年9月25日閲覧。
- ^ “スターダム屈指の肉体派レスラー・飯田沙耶25歳の運命を変えた“推しと筋肉”「もう、制御しなくていいんだ」《特別グラビア》”. NumberWeb (2022年9月30日). 2023年9月18日閲覧。
- ^ 第29回全国高等学校インテリアデザイン展 NHK福岡放送局長賞[1]、第9回高校生ものデザインコンテスト 優秀賞[2]
- ^ “悪堕ちした先輩を“145cmの小さな巨人”飯田沙耶が成敗!「あっしは正直きさんと闘いたいと思ってたんでい!」”. バトルニュース. 27 March 2021. 2022年4月25日閲覧.
外部リンク
- 飯田沙耶 - 株式会社スターダム
- 飯田沙耶 (@saya_5_19) - X(旧Twitter)
- 飯田沙耶 (@saya_iida_5_19) - Instagram
- 飯田沙耶のページへのリンク