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モンポウ:風景

英語表記/番号出版情報
モンポウ:風景Paisajes作曲年1942年  出版年1957年  初版出版地/出版社: Salabert 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 泉と鐘 "La fuonte y campana"4分00 No Image
2 湖 "El lago"4分30秒 No Image
3 ガリシア馬車 "Carros deGalicia"4分30秒 No Image

作品解説

2008年7月 執筆者: 和田 真由子

スペイン内戦や、第二次世界大戦勃発身内不幸などが重なり作曲活動ままならないまま10年近く過ごしていたモンポウだったが、1941年パリから故郷バルセロナ戻り積極的な創作活動再開することができるようになった。《風景》は1942年作曲された。全3曲あるが、第1、2曲をまとめて第一巻第3曲が第二巻となっている。

1.泉と鐘 / No.1 "La fuonte y campana":調号なし、4分の2拍子モンポウの家の庭にあった噴水と、そこできかれる鐘の音ノスタルジック描かれている。Gであらわされる鐘は何度も低音でうちならされ空気優しく包み込む。ここでは10度音程登場する。つづく16分音符は、湧き出てくる水のように奏され透明感のある響き美しい。後にモンポウの妻となるカルメン・ブラーボにささげられ一曲


2.湖 / No.2 "El lago":調号はかかれていない。4分の4拍子16分音符響きは非常に繊細で、湖の静かなたたずまいを想わせる。その中で息の長い旋律浮き上がるように歌われていく。クワジ・カデンツァで落とされた音が水面広がる波紋となり、つづく32分音符の音型を作っているようだ印象派的な描写面白一曲

3.ガリシア馬車 / No.3 "Carros deGalicia":調号なし。4分の2拍子レント放浪者が歌うガリシアの歌から発想得て作曲された。冒頭から不協和音連なり、より調性あいまいになっている。おさえられ音量の中で同和音が繰り返されており、不安感が増す。緊張感維持し重心安定させて奏する


風景

英語表記/番号出版情報
ジルソン:風景Paysages作曲年: 1899-1901年 
グラナドス:風景Paisaje Op.35
ショーソン:風景Paysage Op.38作曲年1895年  出版年: 1895?年  初版出版地/出版社: Baudoux 


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