韓国・キョンチャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 22:04 UTC 版)
韓国には軽車(경차/輕車)と呼ばれる日本の軽四に似た小型車の規格がある。読みは「キョンチャ(朝鮮語)/けいしゃ(日本語)」。 「軽車、取得税・登録税免除or割引」「高速道路通行料50%割引」「公営駐車場50%割引」という利点をアピールしたティコの韓国国内向けCMやマティスの韓国国内向けCMも存在していた。特に後者は「軽車(キョンチャ)が経済(キョンジェ)だ!(경차(輕車)가 경제(經濟)다!)」というコピーでそれらを強調していた。 日本の軽自動車の現地生産車も車種数として過去のモデルに多く存在するが、排気量上限が1,000cc(当初は800ccだったがその後改定)であること、LPG専用モデルが存在すること(デーウ・ダマス/ラボ、キア・タウナーなど)が日本のものと大きく異なる点である。一般的にはその排気量ゆえ日本では登録車扱い(実際に日本で登録されたマティスやアトスは登録車扱いとなっている)だが、電気自動車のCT&T・e-Zoneは日本でも軽自動車登録となっている。しかし、韓国では軽車は敬遠される傾向にあるため、日本とは異なり車種が大変少ない。 主な車両(生産終了車種含む) 現代-起亜自動車グループ:ヒュンダイ・アトス/キア・ヴィスト、キア・モーニング、キア・レイ、アジア/キア・タウナー 韓国GM(旧:GM大宇・大宇自動車・大宇国民車):マティス→シボレー・スパーク、ダマス/ラボ、ティコ CT&T:e-Zone(2人乗り電気自動車) 軽車の例 ヒュンダイ・アトス キア・モーニング アジア・タウナー GM大宇・マティス 大宇国民車・ティコ CT&T・eZONEセダン
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