韓国による大量破壊兵器関連物資の不正輸出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 01:44 UTC 版)
「日韓貿易紛争」の記事における「韓国による大量破壊兵器関連物資の不正輸出」の解説
FNNが入手した、韓国産業通商資源省作成のリストによれば、韓国から兵器に転用できる戦略物資が密輸出された案件は、2015年から2019年3月にかけての4年間で156件にのぼる。密輸出された品目は、核兵器や生物化学兵器の製造・開発・使用に利用可能な物質で、今回の日本の輸出優遇撤廃措置の対象となった3品目の1つであるフッ化水素酸も含まれる。 国連安保理北朝鮮制裁委員会(英語版)のパネル委員だった古川勝久は、「大量破壊兵器関連の規制品をめぐる輸出規制違反事件がこれほど摘発されていたのに、韓国政府がこれまで公表していなかったことに驚いている」、「この情報を見る限り、韓国をホワイト国として扱うのは難しいのではないか」とコメントしている。 一方韓国メディアでは日本と韓国では貿易品の分類コードが異なっているので(韓国では半導体用のフッ化水素酸とその他の用途のフッ化水素酸は別のコード、日本ではフッ化水素酸は全て同じコード)日本メディアが主張した大量のフッ化水素酸が消えたとする根拠に問題があり、また日本の送り返すことになったフッ化水素酸も原産国は日本ではなく中国であったケースが多いため大量のフッ化水素酸が消えたと報道されたとした。
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