霧谷家関係者
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霧谷 澄美(きりや すみ) 声:ももぞの薫 霧谷隆臣伯爵の妻で、身体が不自由になった夫に代わって霧谷家を取り仕切っている実質上の当主。霧谷家を守るためには手段を選ばず、時として実娘を道具として使うことも厭わない、冷徹で厳しい一面がある。 霧谷 隆臣(きりや たかおみ) 新華族である霧谷家の現当主。爵位は伯爵。大病を患ったことで身体が不自由になってしまい、当主の座を澄美に譲って隠居生活をしている。普段から仮面で素顔を隠し、車椅子に乗って移動する。 夜久(やく) 霧谷家執事。普段は隆臣を世話している。時折、澄美の命令で動いていることもある。 嵯峨根 綾(さがね あや) 声:悠 霧谷家のメイド長。姉妹たちの教育係も担当している。澄美の命令には忠実で、時には夜久と行動することもある。年齢は澄美と同じ。 大輔を手刀突きで一撃のもとに絶命させるほどの人間離れした力を持っている。霧谷家の分家筋であり、生き残りは彼女しかいない。 叶内 良子(かのうち りょうこ) 声:紫苑みやび 霧谷邸に入ったばかりの新人メイド。地元出身で、かつては祖父も霧谷邸で働いていた。幼少のころは霧谷邸へことある毎に遊びに行っており、その縁もあって霧谷邸で主に大輔の世話係として働いている。大人し目な所もあるため、毒島に目をかけられている。 ネズミ 霧谷家使用人の男性。本名不明。不気味で陰気な猫背の小男で、目上の者にはとことんへりくだる一方、弱い者はとことんいたぶる二面性を持つ卑劣漢。主に霧谷家の庭に番犬として放している大型犬たちの世話役をしており、その番犬を意のままに操れる。後継者に選ばれた大輔を快く思っていないばかりか、邪魔者として見下している。紅を好気の目で見ており、彼女を大輔から奪おうと画策している。 ゴン 声:舌純(OVA) 霧谷家使用人。大柄で筋肉質な体格を持つ聾唖者。簡単な言葉しか喋ることができない。主に力仕事を担当しており、時々ネズミにムチで叩かれているが、本人は全く動じない。天涯孤独の身だったところを撫子に保護された経緯があるため、霧谷家への忠誠は厚く、霧谷家の者の命には絶対服従している。ゴンの名はあだ名のようなもので実は本名があり、撫子ルートで正体と共に明らかになる。
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