零乃(設定上の姓およびデフォルトネーム、変更可能)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:46 UTC 版)
「魔法科高校の劣等生」の記事における「零乃(設定上の姓およびデフォルトネーム、変更可能)」の解説
『LOST ZERO』の主人公。かつて人の記憶を利用して力を得る禁忌の魔法技術研究を行い、社会的に抹殺されたイリーガル・ナンバー「零家」一門に連なる「零乃家」の跡継ぎ息子。過去に事故に遭い、記憶の一部を喪失している。信愛度に比例して対象の魔法師の能力を強化する「術師増幅(マギカ・ブースター)」という系統外魔法の使い手。「術師増幅」が危険な魔法であるという世間の誤解を解き「零家」の社会的地位を回復する使命を帯びて、妹まやかと共に第一高校(一年生、二科生)に転入する。サポート系キャラであり自らは戦闘を行わないが、香澄が魔法攻撃を行った際は何らかの方法で無効化している描写がある事から、魔法戦闘においてもかなり高い実力を持っている模様。外見の設定は存在しないが周囲から「達也に似ている」と言われ(摩利曰く「達也君に可愛げがあるような感じ」)、一部のカードにそれらしい人物の手や上半身が描かれている。ゲーム中では真由美や摩利から弟のように可愛がられ、また雫からは「お兄さん」と呼ばれており、男嫌い(姉の真由美に近づく)な香澄からも好意を寄せられるほど。性格は特に決められていないが目上には丁寧語で話しており、他者を気遣う発言がある一方で選択によっては相手をからかう描写があり、中には選択肢のいずれも軽はずみな発言をするものしかない場合もある。選択肢によると、一人称は「俺」。「零家」の魔法は社会的に認められておらず、主人公やまやかなどこの家系に属する者は十師族などの名門家系から排斥される傾向にあるが、真由美のように名門出身でも家同士の関係を抜きにして個人的に親しく付き合ってくれる者もおり、学園生活では出自が原因で不自由することはない。なお「自分の記憶を利用して他者を強化する」魔法を使う「零乃家」の他に、「他者の記憶を利用して自分を強化する」魔法を使う「零式家」があるが、魔法の性質が正反対の両家は非常に仲が悪い。この両家と「零宮家」を合わせた三家が現存する「零家」の全てである。
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