関連、周辺人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 03:50 UTC 版)
長年に渡って、大和屋竺、鈴木清順に師事していた。浦沢は鈴木が監督した『関東無宿』に感銘を受けており、構成作家から脚本家に転向した理由も鈴木が監修を務めていた『ルパン三世』に参加するためであった。『ロボット8ちゃん』や『ルパン三世(TV第2シリーズ)』に参加できたのは大和屋の縁である。また、鈴木は『美少女仮面ポワトリン』にレギュラー出演している。 竺の息子の大和屋暁は浦沢に師事していた。浦沢の門下としては他に橋本裕志、静谷伊佐夫、下山健人、ガクカワサキ(脚本家・川崎良の子息)といった面々がいる。また実子の浦沢広平(旧筆名・広平虫)も脚本家として活躍。下山は、浦沢は直接教えるのではなく現場に叩き込むスタイルであったといい、まず浦沢の担当作品を数本執筆させられ、書けると判断されると他の番組や知り合いの作品に丁稚奉公に出されたと証言している。 大和屋暁が脚本を担当した『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』第31話に登場する怪人ヨシー・ウラザーは、浦沢の名前をもじったものである。 WAHAHA本舗の主宰者喰始とは放送作家時代からの友人関係にある。その関係からか浦沢の実写作品にはWAHAHA本舗のメンバーが大勢出演している。 東映プロデューサーの日笠淳や髙寺成紀(現・角川大映スタジオプロデューサー)、読売広告社プロデューサーの木村京太郎やアニプレックスプロデューサーの勝股英夫との仕事が多い。演出家では、特撮作品の坂本太郎やアニメーションのワタナベシンイチとのつき合いが長い。坂本とは仕事上の付き合いだけでなく、二人で時々酒を飲み交わしている仲でもある。長年仕事を共にした木村が急逝しその送る会が催されたとき、『不思議少女ナイルなトトメス』『うたう! 大龍宮城』で浦沢が多用していた「人生は二度ない、三度ある」というフレーズを木村の献花台に捧げたという。 また、SF作家の山本弘、シナリオライターの岡田惠和、小中千昭、演出兼プロデューサーの高丸雅隆、松木創等、浦沢同様に文筆を主業とする著名人や業界人にもファンが多いことでも知られる。山本は『ギャラクシー・トリッパー美葉』第2巻のあとがきに「浦沢義雄のテイストに挑戦した」と記すほど浦沢を意識していた。また高丸と松木とは後に『美少女戦麗舞パンシャーヌ 奥様はスーパーヒロイン!』で組んだ。
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