開発と配車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 01:45 UTC 版)
「ローデシア鉄道クラス15蒸気機関車」の記事における「開発と配車」の解説
4-6-4 + 4-6-4の車輪配置"ダブル・バルティクス"または"ダブル・ハドソン"ガーラットとも呼ばれる。クラス15のうちダブル・バルト型式で製造されたのは2両のみで、残りはスーダン鉄道クラス250蒸気機関車(後にRRが購入し、ローデシア鉄道クラス17蒸気機関車とした)となった。 主にローデシア鉄道クラス16蒸気機関車ガーラットに基づいていた。より高レベルの高速鉄道サービスのためにより動輪径を大きくすることが求められたことが、新型車の設計に繋がった。当初は"ダブル・パシフィック" (4-6-2+2-6-4)で考案されたが、スーダン鉄道クラス250蒸気機関車(1937年製造)の調査後、スーダンのダブル・バルティクス型と同じ車輪配置及び動輪径(57 in または 1,448 mm)とすることに落ち着いた。 当初は4両が発注され、271から274までの番号が付けられた。これらは現在のガーラット型機関車の代名詞となる"半流線型"の丸みを帯びた前部炭水車で製造された。 高い実績を達成し、月6,200マイル (10,000 km)を誇った。第二次世界大戦後、さらに70両が発注された。 1947年に製造された10両は近代化された前部炭水車と丸みを帯びた後部炭水車(最初の4両の前部炭水車は標準的な長方形であった)で発注された。次の20両の前部炭水車はさらに近代化され、後部炭水車は石炭容量が10.2tから12.7tから増大するように改変された。 最後の40両は、クラス15Aとして設計された。外見は殆ど同じだが、ボイラーの圧力が180 - 200 psi (1.24 - 1.38 MPa)まで増加している。 Table of 15th class and 15A class ordersYearQtyBP Order No.BP Works No.RR ClassRR No.Notes1940 4 11115 6936–6938 15th 271–274 350–353に番号が付けなおされた。1975年までに廃車。 1947 10 11137 7228–7231 15th 275–280, 290–293 354–363に番号が付けなおされた。 1948 10 11139 7260–7269 15th 364–373 1948–49 10 11142 7270–7279 15th 374–383 1949–50 15 11148 7326–7340 15A 384–398 1950 15 11149 7351–7365 15A 399–413 404は424に番号が付けなおされた。 1952 10 11159 7555–7564 15A 414–423 ソシエテ・フランコ-ベルジに委託(2963–2972) ローデシア鉄道クラス17蒸気機関車(271–280)とローデシア鉄道クラス18蒸気機関車(281–289)の導入により、初期型のクラス15は 番号が付け直された。 続く数年間、クラス15、15A、16間でボイラーの交換、前部炭水車の交換が行われ、クラス15と15Aの区別がつかなくなった(i.e. has a 180 or 200 psi boiler)。
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