鍋対決!!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 05:36 UTC 版)
「週刊タイム」オーナー団の提案。雄山は「鍋料理はその土地や各家庭でお気に入りの鍋があるから、他の鍋を『究極』だ『至高』だと言えば多くの人を不快にさせる」と主張。対決前に茶人、ノ貫(へちかん)に出会い、そのもてなしの心を鍋料理に取り込もうとした究極側は、手に入りやすい食材を多く揃え、タレも薬味も個人の自由に食べる万鍋を作る。これに対し、海原雄山はもてなしの心を誤解していると指摘(特別審査員のノ貫曰く「こだわりの無さと媚を売ることをかけ違えた」)。至高の五大鍋としてスッポン鍋、フグチリ、アワビのシャブシャブ、ハモと松茸の鍋、松葉ガニの鍋を揃える(ただし、松茸が季節外れということから、ハモと松茸の鍋は実際には出さず、説明のみ。また、アワビのシャブシャブは究極側の確立した調理法であると断っている。)。鍋料理を用いたもてなしの心を最大限に表し、世間の批判も起こらないということから、至高側の勝利となった。 ちなみにこの対決が始まる前、究極側が帝都新聞社社長嶺山の豪華な接待にうんざりしていたアメリカの上院議員をノ貫のと似たもてなしで満足させたことがある。つまり究極側はもてなしの心をある程度理解しながら、嶺山と同じ失態を犯したことになる。
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