鉄道とバスの一環輸送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:11 UTC 版)
本路線は鉄道会社直営のバス事業者という特徴を生かし、国鉄時代から全国版の時刻表の日高本線のページにも並行するバス便の時刻を併載したほか、分割民営化後に日高本線の運行組織として日高線運輸営業所が開設されると、様似自動車営業所を日高線運輸営業所の直轄組織とすることで、鉄道とバスの一貫輸送をより強化する方策を採っていた。その後、2000年(平成12年)のバス部門分社化により直轄ではなくなっている。分社化後は、札幌へ直通する高速バスの運行も開始された。1999年(平成11年)以降は省営バス時代から営業が続けられている北海道内のJRバス路線は、札幌地区と鉄道代替路線を除けば本路線のみとなっている。 2000年(平成12年)の分社化以降、本路線は一度も大規模なダイヤ改正がない状態が続いた。しかし、少子高齢化などによって利用者の減少に歯止めはかからなかった。このままでは将来的に路線全体の維持が困難になるとして2017年(平成29年)8月、利用者の減少や運転手不足などを理由に、同年12月に当路線の一部を減便する計画を示した。しかし同年9月、北海道旅客鉄道(JR北海道)からの指摘で計画が撤回された。
※この「鉄道とバスの一環輸送」の解説は、「日勝線」の解説の一部です。
「鉄道とバスの一環輸送」を含む「日勝線」の記事については、「日勝線」の概要を参照ください。
- 鉄道とバスの一環輸送のページへのリンク