金銅錫杖頭
主名称: | 金銅錫杖頭 |
指定番号: | 253 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1981.06.09(昭和56.06.09) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1柄 |
時代区分: | 唐 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 錫杖は僧侶・修験者が持つ杖で、昔インドで山野を遊行するとき、これを振り鳴らして毒虫などを追い払い、また行乞【ぎようこつ】の際、門前で鳴らしたものという。これは金銅製で輪の中に二組の阿弥陀三尊と四天王を背中合せに鋳出し、製作は精緻で優れている。中国の唐の作で、古く日本に伝来し、錫杖のみならずわが国の金工技術にも影響を及ぼしたものとして意義深い。極めて類品の少ないもので、錫杖の代表作である。弘法大師将来の寺伝がある。 |
金銅錫杖頭
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