金益鉉とは? わかりやすく解説

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金益鉉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/22 05:58 UTC 版)

金益鉉
김익현
生年月日 1922年
出生地 日本統治下朝鮮 黄海北道
没年月日 (2009-01-15) 2009年1月15日(87歳没)
死没地  朝鮮民主主義人民共和国
出身校 金日成高級党学校
所属政党 朝鮮労働党
称号 金日成勲章共和国二重英雄
当選回数 3回
在任期間 1972年12月 - 1977年11月
1998年7月 - 2009年1月15日
最高指導者 金日成1948年 - 1994年
金正日(1994年 - 2011年
その他の職歴
朝鮮労働党中央委員会委員
1970年11月 - 不明)
朝鮮労働党中央軍事委員会委員
1991年5月 - 不明)
人民武力部副部長
1977年7月 - 不明)
朝鮮労働党中央委員会民間防衛部部長
1991年5月 - 2005年
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金益鉉
各種表記
チョソングル 김익현
漢字 金益鉉
発音 キム・イクヒョン
日本語読み: きん えきげん
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金 益鉉(キム・イクヒョン、朝鮮語: 김익현1922年[注 1] - 2009年1月15日)は、朝鮮民主主義人民共和国軍人政治家朝鮮労働党中央委員会委員、朝鮮労働党中央軍事委員会委員、人民武力部副部長、朝鮮労働党民間防衛部部長など要職を歴任した。朝鮮人民軍における軍事称号(階級)は次帥。抗日パルチザン世代の1人である[2]。 金益賢とも表記される[3]

経歴

1922年日本統治下の黄海道(現黄海北道)で生まれた[1]。その後東北抗日聯軍に入隊し、金日成が率いる部隊で1945年まで抗日活動を行った[2]。、日本による統治が終了すると、1945年11月に北朝鮮共產主義青年同盟委員長に就任した[1]。その後金日成高級党学校を卒業し[1]1951年朝鮮人民軍第2師団第1連隊長に就き朝鮮戦争を迎えた[2]1968年朝鮮労働党中央委員会軍事部長[1]1970年に党中央委員会委員に選出された[1]1972年に中将に昇進し[1]、第4軍団長に就いた[1]。同年12月最高人民会議第5期代議員に選出された[1]1975年副総参謀長を経て[1]1977年に上将に昇進し人民武力部副部長に就任した[1]

1991年5月朝鮮労働党中央軍事委員会委員[1]朝鮮労働党民間防衛部部長に選出され[1]、同年11月に大将に昇進した[1]1992年共和国英雄称号を授与され[1]1994年に次帥に昇進した[1]2003年に名誉職である最高司令部検閲官に就き[2]2005年に党民間防衛部部長職を解任された[1]。同年9月に中国で開催された戦勝60周年記念行事に「抗日革命闘士代表団」団長として参加し、胡錦濤国家主席と会談した[2]

2009年1月15日に病気のため死去[2]金正日総書記から花輪が贈られた[2]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 김익현(金益鉉)북한지역정보넷
  2. ^ a b c d e f g 北 `항일빨치산' 출신 김익현 차수 사망(종합)송고시간 聯合ニュース 2009年1月16日
  3. ^ 김익현 (金益賢)KIM Ik Hyon” (朝鮮語). 連合ニュース. 2022年9月7日閲覧。

注釈

  1. ^ 北朝鮮地域情報ネットでは1916年生まれ[1]



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