野原しんのすけ役の交代
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「クレヨンしんちゃん (アニメ)」の記事における「野原しんのすけ役の交代」の解説
2018年6月1日、テレビ朝日は1992年4月13日の番組放送開始から、26年3か月と主人公・野原しんのすけ役を演じてきた矢島晶子が同年6月29日の放送を以て降板することを発表した。本人から降板の申し出があり、番組の制作スタッフと協議を重ねたうえで決定。理由も含め矢島は次の通りコメントを寄せた。 27年間、春我部の「嵐を呼ぶ5才児」と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることに致しました。理由は、しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です。 長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております。 「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです。 27年間、ありがとうございました。 — 矢島晶子 同年6月14日、後任(2代目)が小林由美子に決定したことを発表した。小林は次の通りコメントを寄せた。 この度僭越ながら野原しんのすけ役をやらせていただくことになりました小林由美子と申します。今回このような大役を仰せつかり光栄と共に責任の重さを痛感する毎日です。今第一話から「クレヨンしんちゃん」を見直し勉強させていただいている中、この凡人ではとても思い付かないしんちゃん像を作り上げた矢島さんに改めて畏怖と尊敬の念でいっぱいです。力不足な部分は多々ありますが、「お任せください!」と胸を張って言うことが、並々ならぬ思いで、27年という長い間大切に育てていらしたしんちゃんを後に託すご決断をなさった矢島さんとスタッフの皆様、そしてずっと応援してくださっているファンの皆様への礼儀だと思っております。その為にも矢島さんのしんちゃん魂をしっかり学び、一年でも早く皆様に慣れ親しんで頂けるしんちゃんになれるよう、日々精進していきたいと思います。 今後共何卒宜しくお願い致します。 — 小林由美子 小林は同年7月6日放送分より出演した。
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