重要性の低い問題領域の規制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/23 04:50 UTC 版)
「軍縮NGO」の記事における「重要性の低い問題領域の規制」の解説
南極、宇宙、海底に核配備はされておらず、その必要性、意味からして可能性は小さいはずだが、人類が生息する地域への核兵器の配備の禁止した条約は、ラテンアメリカ非核化条約のみであり、将来のこれから開発されであろう、現在存在しない技術の制限であり、兵器の重要度は低く、軍縮の意味になっていない。しかし、現在アメリカなどが配備している大陸間弾道ミサイル (ICBM) は、宇宙条約の禁止対象から外れており、また海底条約は潜水艦に搭載されている核ミサイルも海底ではなく、“海中”ならOKという条約であり、それ故に海底の核配備のみを禁止している。BC兵器と言われる生物兵器・化学兵器の使用禁止も論議されてきたにかかわらず、何度も実戦・テロに使われ、禁止対象からはずされている(生物兵器は生物兵器禁止条約で禁止されている。化学兵器は化学兵器禁止条約で禁止されている)。また短期の天候改変の軍事利用(気象兵器)は時間の問題で(あるいは現在使用されている)広範、長期かつ重大な気候の変化のみが環境改変禁止条約で禁止された。
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