里のうた【サトノウタ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8547号 |
登録年月日 | 2000年 12月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 里のうた よみ:サトノウタ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 山形県 | |
品種登録者の住所 | 山形県山形市松波2丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐藤晨一、櫻田博、菊地栄一、中場勝、谷藤雄二、黒木斌雄、佐野智義、中場理恵子、山川淳、横尾信彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「庄389」に「東北143号(後の「ひとめぼれ」)」を交配して育成された固定品種であり,育成地(山形県東田川郡藤島町)における成熟期は早生の晩,稈長,穂長及び耐倒伏性は中の水稲粳種である。草型は中間型,稈長,稈の細太及び剛柔は中,止葉の直立の程度は中である。穂長及び穂数は中,粒着密度はやや疎,穂軸の抽出度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は中である。玄米の形,大小及び精玄米千粒重は中,見かけの品質は上の上,光沢はやや良である。出穂期及び成熟期は早生の晩,耐倒伏性は中,脱粒性は難,収量はやや少である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-i,穂いもち圃場抵抗性は中,白葉枯病圃場抵抗性はやや弱である。「はなの舞」と比較して,草型が中間型であること,穂数及び芒が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に山形県立農業試験場庄内支場(東田川郡藤島町)において,「庄389」に「東北143号(後の「ひとめぼれ」)」を交配し,雑種第2代を葯培養により養成し,その実生の中から選抜,以後,固定をはかりながら特性の調査を継続し,平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「山形54号」であった。 |
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