酒田女鶴【サカタメヅル】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8628号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 酒田女鶴 よみ:サカタメヅル |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 酒田市 | |
品種登録者の住所 | 山形県酒田市本町二丁目2番45号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山口彦之、五十嵐勲、大場和博、齋藤司、齋藤紀幸、村岡修 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「女鶴」の種子に放射線を照射して育成された固定品種であり、育成地(山形県酒田市)における成熟期は中生の中、稈長及び穂長はやや長、耐倒伏性は中の水稲・糯種である。草型は偏穂重型、稈長はやや長、細太及び剛柔は中、止葉の直立の程度はやや垂である。穂長はやや長、穂数はやや少、粒着密度はやや密、穂軸の抽出度は中である。穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄である。芒の有無と多少は少、芒長は短、玄米の形は中、大小はやや大、粒色は淡褐、精玄米千粒重はやや大、玄米の見かけの品質は中の上、光沢は中、香りは無である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は糯、出穂期及び成熟期は中生の中、障害型耐冷性は中、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は中、脱粒性は難、収量は中である。「でわのもち」と比較して、精玄米千粒重が大きいこと、出穂期及び成熟期が早いこと、耐倒伏性が弱いこと等で、「女鶴」と比較して、稈長が短いこと、障害型耐冷性及び耐倒伏性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に農林水産省農業生物資源研究所放射線育種場で「女鶴」の種子に放射線を照射しその個体の中から、平成3年度に庄内バイオ研修センター(山形県酒田市)において選抜、以後、固定をはかりながら特性の調査を継続し、8年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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