通潤橋の放水
●よく聞ける時期 ●寄りみち |
放水は、もともと水管に沈殿した砂を放出するために考えられた。 ふだんは悠然と物静かなたたずまいだが、豪快な放水が始まるや、地響きにも似た勇猛な音が沈黙を破ってあたりの空気を一変させる。 水栓を抜く「コツコツ」という槌音に始まる感動の予感、栓が抜けた瞬間のほとばしる水しぶき、待ち受けた人々から湧き起こる歓声。さらに激しい水音は、虹の彩りを描きながら周辺に広がり、人々の喜びの声とハーモニーを醸し、石橋「通潤橋」の泰然自若、荘厳なる趣きが相まって「いのち」あふれる世界が創り出される。 |
バス=熊本交通センターからバス1時間25分。(熊本バス矢部行きまたは馬見原行) <問合せ先> |
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