荒川・押切の虫の声
●よく聞ける時期 ●寄りみち |
荒川の中流、埼玉県江南町にある押切の河原は、ほとんど人の手が加えられていない自然の草地だ。南に荒川の清流、北は県営大麻生公園ゴルフ場に挟まれた河川敷で、夜鳴く昆虫が多いことでも知られている。 あたりがうす暗くなると、マツムシ、スズムシ、エゾエンマコオロギ、キリギリスなどがいっせいに鳴き出して、秋の夜長を演出する。8月中旬から10月上旬ごろまで19種類もの虫の音が聞こえてくる。 とくにマツムシが多く、「チンチロリーン、チンチロリーン」と響く鳴き声は、歩きながらも、立ち止まっても、どこにいても聞こえるほどにぎやかだ。 |
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