通商・外交
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:21 UTC 版)
父である森喜朗が内閣総理大臣など国政の場で要職を歴任したことから、祐喜は地方議会議員にもかかわらず、日本国外の政界にも人脈を持つ。そのため、それらの人脈を生かして石川県への通商分野での協力を求め、石川県の経済の発展を目指していた。 台湾との通商関係 2009年2月には中華民国総統府を訪問し、総統の馬英九との直接会談に臨んだ。この会談では、小松飛行場と台湾の各空港との乗り入れに関する話題をはじめ、石川県と台湾との通商分野についての話し合いが行われた。 その際、祐喜は「森・元首相は台湾と日本間の友好関係促進のため、40年間の政治生涯の中で、台湾に対し多くの関心を寄せてきた。私は父の秘書であった期間中にも、傍らでそれを見ており、機会があれば森・元首相の志を受け継ぎ、台日間における各発展に貢献していきたい」と発言し、日本と台湾との関係を重視する考えを表明した。それに対し、馬は謝意を示したうえで「石川県の小松空港は、すでに桃園空港とチャーター便相互運行関係を確立しており、今後松山空港にも乗り入れができるようにしていきたい。また、東京の羽田空港が滑走路増設を完成後、松山空港と相互乗り入れをし、双方の観光およびビジネスの上でより一層の発展ができるようにしていきたい」と発言し、台北松山空港への相互乗り入れに前向きな考えを表明した。 「小松飛行場」、「台湾桃園国際空港」、および「台北松山空港」も参照
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