追加された神格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/30 18:08 UTC 版)
「グレイホークの諸神格」の記事における「追加された神格」の解説
ボックスセット発売の1年前、1982年の2月から7月に、ロジャー・E・ムーアはドラゴン誌 (58~62号)にてあらゆるダンジョンズ&ドラゴンズのキャンペーン一般で使用可能な、人間以外の種族(エルフ、ドワーフ、ハーフリング、ノーム、ハーフオーク)の諸神格を解説した5部作の記事を発表した。92号(1984年12月)では、ガイギャックスはこれらの24柱の諸神格が今や「グレイホーク公認」であることを表明した。これにより、グレイホークの諸神格は50柱から74柱に増加した。 1983年3月のドラゴン誌 (71号)に、グレイホークの4人の固有キャラクターを詳述する記事が掲載された。最初の2柱は「準神格」―ヒュアードとキオートム―はガイギャックスによって既にノンプレイヤーキャラクター(NPC―プレイヤーと交流するためにデザインされたキャラクター)として作成されていた。3人目はマーリンドで、ガイギャックスの少年時代からの友人であったドン・ケイが1975年の早すぎる死の前に作成したキャラクターであった。4人目はケラネンという名の「英雄神格」で、「力の進歩の原則」を例証するために作られた。 ヒュアード、キオートム、マーリンドはガイギャックスによって「準神格」に分類され、「英雄の状態を上回っているが、半神ではないキャラクター」と定義された。他の準神格、デルン、ジョイディー、ノルザー、クオール、ターニーは言及はされたが詳述されなかった。ケラネンは「英雄神格」と呼ばれ、「神格になれる可能性のある非常に強力な個人」と定義された。 次の版のキャンペーンセッティングにおいて多少の追加と削除こそあったものの、ボックスセットの人間の神々50柱とムーアの人間以外の種族の神々の大部分は、続く22年間グレイホークの諸神格の中核を担った。しかしながら、ガイギャックスの4柱の準神格は、1998年までいかなるグレイホークの公式資料でも言及されなかった。
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