追加された観測装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 09:30 UTC 版)
「入笠山光学観測所」の記事における「追加された観測装置」の解説
2016年1月には、上記の天体の移動に合わせて画像を重ねる手法を応用した、非常に高速で移動する地球近傍小惑星を発見するための小口径望遠鏡による観測システムをテストする目的で口径18cm反射望遠鏡高橋製作所ε-180が新たに設置された。また、画像処理量が膨大になるため高速化のための分散アルゴリズムも実装されている。 2019年からは、スペースデブリを人工衛星を用いて除去する技術開発が世界中で行われていることを受け、除去対象のデブリの形状や運動を把握するためのデブリの形状などを直接観測する実験が始まり、専用の口径60cm望遠鏡が設置されている。また従来のCCDイメージセンサから、天文分野でもより安価で急速に普及しているCMOSイメージセンサへの置き換えの研究も行われている。
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