迷宮のドラゴン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 17:03 UTC 版)
「ワルキューレの冒険 (ゲームブック)」の記事における「迷宮のドラゴン」の解説
あらすじ はるかな昔、マーベルランドの住人は永遠の命を持っていた。しかし増えすぎた人間たちは互いを憎み争いはじめ、心に魔物を住まわせるようになってしまった。そこで神はマーベルランド奥地の大時計に「時の鍵」を差し込み、地上に過ぎ行く時をもたらした。限りある命となった人間は哀れみの心を知り、互いを思いやるようになったため、人々に取り憑いていた魔物は世界から追放され、出てくることができなくなった。こうして、マーベルランドに平和が戻った。 ところがある夜のこと、ひとりの男が死を恐れるあまり大時計から時の鍵を抜き去ってしまった。たちまち悪の化身ゾウナがマーベルランドに舞い戻り、男を殺して鍵を奪い取ると、無数の魔物を放って世界を恐怖の底に突き落とした。 人々の苦しみを見かねた神の子ワルキューレは、ゾウナを倒すために女戦士の姿で地上に降臨した。救世主現るのうわさが駆け巡り、人々は希望に沸きかえった……だが、彼女だけに戦いを任せておけないと考える者もいた。今、勇者を目指すひとりの若者がワルキューレを追って旅立つ。 概要 第1巻。この巻だけ本田成二のほかに、木越郁子が著者として名を連ねている。 目的地である「ドラゴンの迷宮」にたどり着くこと自体は難しくないので、途中でうまく寄り道をして経験をつむことが大切だとあとがきで述べられている。また、次巻に登場する冒険者の募集もあとがきで行われた。
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