近縁の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 20:00 UTC 版)
名前が似ている同属の種にマルバテイショウソウ Ainsliaea fragrans Champ. ex Benth.がある。葉が茎の下部に4-5個が輪生状につき、葉身は卵形で長さ6-10cm、両面に褐色毛が密に生える。長さ4-9cmになる葉柄があり、褐色の長い軟毛が密生する。日本では四国の高知県、九州の宮崎県・熊本県・鹿児島県に稀に分布し、日本国外では台湾、中国大陸(南部)に隔離分布する。環境省の絶滅危惧II類(VU)に選定されている。 また、奄美大島、沖縄島、石垣島等に分布するオキナワハグマ Ainsliaea macroclinidioides Hayata var. okinawensis (Hayata) Kitam.に、別名として、オキナワテイショウソウが使用されている。
※この「近縁の種」の解説は、「テイショウソウ」の解説の一部です。
「近縁の種」を含む「テイショウソウ」の記事については、「テイショウソウ」の概要を参照ください。
近縁の種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 15:20 UTC 版)
本属の、同じマムシグサ節 Sect. Pistillataのヒガンマムシグサ群 A. undulatifolium group に属する、ミミガタテンナンショウ Arisaema limbatum によく似ており、仏炎苞筒部の口辺部が著しく発達し、開出部の幅が8mm以上あるものをミミガタテンナンショウとし、その幅が8mm未満であるものをヒガンマムシグサとしているが、小型の株では区別が難しいという。また、同じヒガンマムシグサ群に属する、仏炎苞筒部の口辺部が発達するウワジマテンナンショウ Arisaema undulatifolium subsp. uwajimense にも似るが、ウワジマテンナンショウは、学名が示すとおり、ナガバマムシグサ Arisaema undulatifolium の亜種である。 なお、神奈川県箱根の金時山産で、中井猛之進および前川文夫 (1932) によって発表されたハウチワテンナンショウ Arisaema stenophyllum Nakai et F.Maek. (1932)と、高知県産で、中井猛之進 (1939) によって発表されたヨシナガマムシグサ Arisaema yoshinagae Nakai (1939) は、分類表内に示すようにヒガンマムシグサのシノニムとなっている。
※この「近縁の種」の解説は、「ヒガンマムシグサ」の解説の一部です。
「近縁の種」を含む「ヒガンマムシグサ」の記事については、「ヒガンマムシグサ」の概要を参照ください。
- 近縁の種のページへのリンク