近縁モデルとライバル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 09:26 UTC 版)
「ルノー・モデュス」の記事における「近縁モデルとライバル」の解説
Bプラットフォームは、1998年に締結されたルノー・日産アライアンス(提携)で発表、具体化されたプラットフォーム(車台)共通化案により共同開発されたプラットフォーム2種のうちの1つ(もう1つはCプラットフォーム)で、2001年に日産・マーチからの利用が始まった。当初は走りが酷評されたが、後発のモデルであるティーダ、ノートでは大幅に改善、モデュスも、ルノー・ブランドの名に恥じぬロードホールディングと高いハンドリング性能を誇っている。 ルノーはこのサイズのカテゴリ(Bセグメント)に、クリオ(日本名 ルーテシア)、カングーの2種を既に持っているが、クリオはよりコンパクトな従来型のハッチバックで、スポーティなグレード(ホットハッチ)も持つ、カングーはローコストなMPVとして共存する。いっぽうこのモデュスは、開発コンセプトに“小さなセニック”(ルノー・セニック)という言葉があるように、(高さ方向に)広い居室と荷室を生かし、幅広い用途に対応する。ちなみに、クリオは2006年秋に全面改良されたが、モデュスに続き、「アライアンス・Bプラットフォーム」をベースに開発されている。 欧州では強豪のひしめき合うこの市場だけに、ライバルも強者ぞろいだが、フォルクスワーゲン・ポロ、フォード・フィエスタ、プジョー・206などのオーソドックスな車種よりも、フィアット・イデア、プジョー・206SW、トヨタ・ヤリスヴァーソ(日本名ファンカーゴ)など、より積載性の高いモデルと競合するよう開発された。
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