農心の食品安全研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 05:31 UTC 版)
農心は1997年に業界初の国家公認試験検査機関(KOLAS)から公認認定を受けている。これにより農心では有害要素を事前に予測・分析が可能であり、国内外の多様な食品安全に対する技術移転とコンサルティングを行っている。 原産地の管理:ジャガイモ・エビ・天日塩・米・農産物などの原材料から、原産地、品質、健全性などの定期的な点検と検査を行っている。 残留農薬の検査:農薬の成分が検出される原料の使用を予防するために、すべての農産物や他関連製品に対し、最先端の分析装備(GC-MS/MS、LC-MS/MSなど)を活用し、230種余りの残留農薬を検査及びモニタリングを実施している。 HACCP認証:全ての工場で、食品の危害要素が発生しないよう、HACCP基準に合わせた衛生管理システムを運営。HACCPとは、Hazard analysis critical control pointの略称であり、「危害要因分析重要管理点」を意味する。食品の原材料の生産から、最終的に消費者が摂取するまでの各段階で、生物学的、科学的、物理的な危害要素が該当の食品に混合したり、汚染されることを防ぐための衛生管理システムを構築している。 ISO 9001(ISO品質経営システム)運営:食の安全と品質管理のため、ISO 9001基準を遵守。 釜山工場FSSC 22000:輸出製品に対するグローバルレベルでの安全性の保障のため、FSSC 22000(英語版)基準を順守。FSSCとは、Food Safety System Certificationの略称であり、国際食品安全協会(GFSI)から認定された食費安全/保安に関する国際規格のことである。
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