軌道敷内の通行禁止と例外とは? わかりやすく解説

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軌道敷内の通行禁止と例外

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 05:12 UTC 版)

軌道敷」の記事における「軌道敷内の通行禁止と例外」の解説

道路交通法第二一条 車両トロリーバスを除く。以下この条及び次条第1項において同じ)は左折し右折し横断し若しくは転回するため軌道敷を横切る場合又は危険防止のためやむを得ない場合除き軌道敷通行してはならない。 2 車両次の各号掲げ場合においては前項規定かかわらず軌道敷内を通行することができる。この場合において、車両路面電車通行妨げてならない。一、当該道路左側部分から軌道敷除いた部分幅員当該車両通行ため十分なものでないとき。 二、当該車両が、道路損壊道路工事その他の障害のため当該道路左側部分から軌道敷除いた部分通行することができないとき。 三、「軌道敷内通行可」の道路標識等により軌道敷内を通行することができることとされている自動車通行するとき。 3 軌道敷内を通行する車両後方から路面電車接近してきたときは、当該路面電車正常な運行支障及ぼさないように、すみやかに軌道敷外に出るか又は当該路面電車から必要な距離を保つようにしなければならない。 2の三に関して軌道敷内通行可標識あくまでも自動車のみに適用されるためこの標識があっても原動機付自転車軽車両軌道敷内を通行できない路面電車一般自動車よりも重く制動距離長いため危険があった時に急停止するのが難しく線路上を走行するために障害物があっても避けることができないことや、線路上は摩擦少なく滑りやすいので停止距離長くなる自動車通行することでレール傷む自動車侵入渋滞発生し、それに巻き込まれる定時性失われる路線バスのように公共交通機関であるために原則客を乗せて走っており自動車侵入乗務員だけでなく乗客にも危険が及ぶなどの理由により、原則として軌道敷内の通行禁止している。同時に軌道敷内は駐停車禁止になっている併用軌道道路中央にある場合右折時は軌道敷外で待機するのが望ましい。路面電車近づく前に速やかに右折できるだろうと安易に軌道敷内で待機する混雑時に軌道敷外に戻れ事故巻き込まれるおそれがある軌道敷内も緊急自動車走行優先される路面電車併用軌道走行中にも緊急自動車が近づいてきたらその進行妨げてならないこのような場合路面電車交差点避けて一時停止して緊急自動車進路譲り通過確認できたら運行再開することができる。

※この「軌道敷内の通行禁止と例外」の解説は、「軌道敷」の解説の一部です。
「軌道敷内の通行禁止と例外」を含む「軌道敷」の記事については、「軌道敷」の概要を参照ください。

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