車両の投入過程
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:11 UTC 版)
「レギオシャトルRS1」の記事における「車両の投入過程」の解説
2006年にはレギオシャトルの生産が満了するように見なされた。しかし2007年と2008年には、東ドイツ鉄道(Ostdeutsche Eisenbahn, ODEG)、ホーエンツォレルン地方鉄道及びレーヌス・ヴェンニーロ鉄道(Rhenus Veniro)がRS1を注文した。この車両の注文でRS1の総数は365両に増加した。2008年6月末ドイツ鉄道は、最大60両のRS1の配送についてシュタッドラー・レールと基本契約を締結したが、そこから返事の電話連絡は来なかった。チェコ鉄道は2010年に33両の気動車を注文した。RS1は2011年と2012年末から、リベレツ州とヴィソチナ州で840形および841形気動車として運行されている。 2009年にアギリス鉄道(agilis)は、オーバーフランケン気動車路線の用度に38両のRS1を注文して、2011年6月と2012年12月に運行を開始した。2009年12月末、ベルリン=ブランデンブルク運輸連合(VBB)の公共交通路線である「NetzStadtbahn」の入札で選定されたODEGが車両購買契約を締結した。この契約では、2011年の定期時刻表変更の時に普通列車35系統に投入されたRS1気動車に関する注文が含まれた。2010年ルールタール鉄道有限会社(Rurtalbahn GmbH)は五両のRS1を注文して、2011年半ばからデューレン - ハイムバッハ路線、ユーリヒ - デューレン路線およびユーリヒ - リニヒ路線に投入した。 2010年7月にシュタッドラー・レールはシュトローゴイ線(Strohgäubahn)の沿線地域共同体から八両のRS1の供給に関する申し込みを受け入れた。この契約により、シュタッドラー・パンコウ工場の製造数量は450両で、車両は2012年初から供給された。ヴュルテンベルク鉄道会社(Württembergische Eisenbahn-GesellschaftmbH, WEG)の旅客輸送は2012年前半に開始された。2010年にエアフルト鉄道は八つの東テューリンゲン路線で使用されるRS1を注文して、2012年以降36両の車両を運用している。 2011年7月ボーデン湖=オーバーシュヴァーベン鉄道(Bodensee-Oberschwaben-Bahn)は二両のRS1を注文して、2013年5月にRS1は使用可能だと発表した。フォクトラント鉄道(Vogtlandbahn)が2012年2月10日に8両の新型RS1気動車を「フォクトラント鉄道網2012」のためにシュタッドラー・パンコウ支社(Stadler Pankow GmbH)から買い入れた。フォクトラント鉄道のRS1は路面電車製造及び運営に関する法律(Staßenbahn-Bau- und Betriebsordnung, BOStrab)に従って、車体に方向指示器、ストップランプ、すれ違いビームが装置された。 2014年以来RS1の生産も注文も行われていない。また、2016年以来RS1のインターネット情報はシュタッドラー・レールのサイトで提供されていない。
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