譲渡車両・保存車両など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 04:48 UTC 版)
「東武3000系電車」の記事における「譲渡車両・保存車両など」の解説
1986年(昭和61年)頃より上毛電気鉄道から譲り受けの意向が示され、1989年(平成元年)から翌1990年(平成2年)にかけて、モハ3100形・クハ3400形各9両、サハ3200形・モハ3300形各2両、モハ3500形・クハ3600形各1両の計24両が同社へ譲渡された。うち2両編成9本が同社300型として導入されたが、主要機器の老朽化から1995年(平成7年)から1999年(平成11年)にかけて廃車され、現存しない。 東武鉄道の鉄道線向け電車が他社へ譲渡されたのは1948年の総武鉄道モハ1000形電車(上田丸子電鉄へ転出)以来41年ぶりとなった。 上毛電気鉄道へ譲渡された車両の詳細は上毛電気鉄道300型電車#300型を参照されたい。 また、上信電鉄200形デハ204・205の両運転台化改造に際して、前面窓ガラス・前照灯ケースといった本系列の解体発生品が活用された。 保存車両としては、群馬県前橋市内の幼稚園にモハ3505が静態保存されており、3000系列唯一の現存車両として貴重な存在である。
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