講談(こうだん)
講談
<こうだん>
区分
重要無形文化財
保持者
浅野 清太郎
<あさの せいたろう>
(芸名 一龍斎 貞水)
<いちりゅうさい ていすい>
解説
講談は、物語などを読み聞かせる芸能で、近世初頭、店先などで『太平記』を読んだ太平記読みの系統を継承している。18世紀以降には江戸や京阪の繁華街などに講釈専門の講釈場が出現して多くの講釈師が輩出し、話芸の中心的存在となった。会話口調や老若男女の読み分けなどに工夫が加えられ、題材も武芸物、仇討物、お家騒動、世話物と豊富になった。明治以後も世相を反映した開化講談が行われるなど、各時代に応じた題材が加えられ現在に至っている。また、その演目の一部は歌舞伎に取り入れられるなど他の芸能にも大きな影響を与えている。
講談
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