誕生とHSP2登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 10:24 UTC 版)
「Hot Soup Processor」の記事における「誕生とHSP2登場」の解説
1994年にHSPの前身となるlight SOUP processor(LSP)がPC-9800シリーズで開発された。名前の SOUP processor は「sequential output control processor: a text script interpreter for multi-purpose, multi-target」が由来である。言語仕様は米ダートマス大学で開発された BASIC 言語の書式に基づいているが、BASIC との互換性はない。 1995年より Windows 3.1 で動作するHSP1.0の開発が開始され、1996年にフリーウェアとして一般に公開された。開発した経緯について、おにたまは『自分にとって必要だから作った、いわば中間生成物的ソフトなのです。』と述べている。 1997年にHSP2.0が登場し、Windows 95 以降で動作する32ビットアプリケーションとなった。定数や文字列型の変数に対応したほか、後のバージョンアップで3D描画機能をサポートした。1999年に「Microsoft DXSD 賞」、2001年に「オンラインソフトウェア大賞2001」をそれぞれ受賞した。2005年には日本の経済産業省が支援する「ITクラフトマンシップ・プロジェクト」にHSPを取り入れた教育・研修が採択された。なお、HSP2.61は Visual Studio .NET 2003 を使用して開発しコンパイルされていた。
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