計画から開通まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 00:10 UTC 版)
「香川県道161号高松坂出線」の記事における「計画から開通まで」の解説
モータリゼーションが進んだ1970年代、日本各地では急ピッチで道路整備が進められていた。瀬戸大橋開通を控える香川県においては、渋滞対策として高松市街と坂出市の瀬戸内工業地域をつなぐ「さぬき浜街道」の建設が急務だった。両地域を最短で連絡するため五色台直下をトンネルで結ぶルートが策定されたが、総事業費の103億円は当時の香川県の年間道路予算に匹敵する金額であり、建設費の捻出は事実上不可能であった。そこで考えられたのが、道路整備特別措置法に基づいた有料道路方式による整備である。 完成4車線の計画ながら早期供用を優先して暫定2車線で事業化し、1973年に着工、8年後の1981年に香川県道路公社が管理する「高松坂出有料道路」として全線開通した。通行料金の徴収によって建設費用を償還し、開通から30年後の2011年には無料開放する計画だった。
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