計画がたてられた経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 15:54 UTC 版)
「馬政第一次計画」の記事における「計画がたてられた経緯」の解説
1904年2月10日に開戦した日露戦争において、日本陸軍は軍馬の多くが戦場の環境に適応できず、疲弊して倒れる事態に見舞われた。 これを受けて同年9月、臨時馬制調査委員会官制が公布され、曾禰荒助を委員長とする臨時馬制調査委員会が発足。馬政振興および馬匹改良(馬の品種改良の方策について審議を行った。審議の結果臨時馬制調査委員会が答申したのが、馬政第一次計画である。 計画は第一期(1906年度から1923年度の18年間)と第二期(1924年度から1935年度の12年間)の2期30年間からなるものであった。 これに伴い、省庁格を持った馬政局が設置され、計画遂行に当たった。同局は、1910年に陸軍省外局に降格し、第一期が終了した1924年には廃止されて農商務省がその業務を引き継いだ。
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