解散と再生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 18:30 UTC 版)
ツアーから帰った直後、ゴドフリーは、その月の29日にMySpaceとバンドのブログ記事という形(2日後に同サイトの掲示板にインサイド・アウト・レーベルによって再表示)で、別の場所での彼の専門的かつ個人的な約束のために、残り4日間のコンサート日程を終えたらフロスト*は解散すると発表した。そして、2007年の米国「RoSfest(Rites of Spring festival)」への出演(ツアー日程の最終日となる予定だった)がキャンセルされたことが後に明らかになった。アルバム『ミリオンタウン』に伴うツアーとして最終的にバンドが出演したのは、2006年12月10日にロンドンのキング・クロスにあるThe Scalaにおける、ザ・フラワー・キングスのバックアップであった。 しかし、2007年初頭、ゴドフリーはバンド名を復活させ、2枚目のフロスト*のアルバムのための素材を書いていると自身のブログで明かした。ゴドフリーは2008年になると、「Planetfrost*」というユーザー名で、「Frost* Report」と呼ばれるYouTubeののビデオをいくつか掲載した。2008年初め、レコーディングを進めている間に、フロスト*はスポックス・ビアードの小規模ツアーをサポートした。そのツアーを記録した動画もYouTubeサイトに上げられた。 バンドの再編成を進めるゴドフリーは、2008年11月17日にリリースされることとなる新作『エクスペリメンツ・イン・マス・アピール』でボーカルとギターを補完するため、Darwin's Radioのデクラン・バークを迎え入れた。 2008年11月、アンディ・エドワーズが大学講師としての新しい仕事のために、今後のレコーディング作業には関わるかもしれないが、バンドと一緒にライブ演奏はしなくなると発表した。 2009年1月、スポックス・ビアードのニック・ディヴァージリオが、「RoSFest 2009」でのフロスト*のパフォーマンスのゲスト・ドラマーとして発表された。今後は、アレックス・トーマス(スクエアプッシャー、バッドリー・ドローン・ボーイ)がライブでのドラム演奏を担当するとされたが、その後はクレイグ・ブランデルが引き継いだ。 2009年5月、ジョン・ジョーウィットがバンドからの脱退を発表した。ドリーム・シアターをサポートする予定のギグで、ゴドフリーはレベル42のギタリスト、ネイサン・キングによってベース演奏が行われると発表した。 2009年5月29日、ゴドフリーはAudioBoo(音楽配信&ポッドキャストのプラットフォーム)を介して、「RoSFest 2009」でのライブを収録したフロスト*のアルバムを『ザ・フィラデルフィア・エクスペリメント』と名付けると発表した。この演奏からの抜粋は、東サセックスのThe Cubeで録音された「The Forget You Song」という新曲を含む限定版EP「FrostFest Live CD」としてリリースされた。
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