観客からの苦情
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「MDNA Tour」の記事における「観客からの苦情」の解説
ファンからの苦情も相次いだ。パリのオランピア劇場で行われた特別公演では、通常のコンサートとチケット料金が同一にも関わらず短縮版の45分で終了したことを理由にファンの顰蹙を買ってしまった。 2012年11月19日に行われたマイアミ公演では、午後8時の公演開始が深夜11時23分まで押してしまったことでブーイングのなかステージに立つこととなった。多くのファンが公演前または途中で席を離れることを余儀なくされ、公演終了時点では空席が目立った。マドンナは後に熱狂しない観客やメンバーに侮辱的な言葉を吐く観客に対しての不満を漏らした。アメリカのゴシップブロガーであるペレス・ヒルトンは、この日の公演について「#マドンナ のマイアミ公演は歴史的な遅延でブーイングの嵐。愛するクイーンだとしても、これはオソイ!オソイ!」とツイートした。マイアミ公演はDVD化のために撮影が行われており、撮影に伴う機材トラブルのため開演が遅れていた。 南米ツアーにおいても様々な機材トラブルに見舞われた。チリ・サンチアゴ公演ではマドンナの登場が午後11時を過ぎまで遅れ、第1セグメントは豪雨による機材不調の為カットされた。観客には告知がなく、チリの地元メディアにはコンサートを観た観客からのネガティブなコメントが寄せられた。同日のコンサートは荒天や一部観客の喫煙行為により開催が危ぶまれていた。マドンナは観客に対して「煙草を止めないなら今日のショーは中止。私に配慮をしないなら、あなた達に配慮はしないわ。私をバカにしているの?」と怒りの声をぶつけた。この時の模様はビデオに撮られ、ネットに投稿された。 ツアー最終日となったコルドバ公演では、『Open Your Heart』のパフォーマンス中にステージ用の発電設備に問題が発生し、停電が起きた。停電中もマドンナやダンサーはステージに留まり、MCや『Holiday』のアカペラバージョンを披露。復旧までの50分間を待ち、電源復旧後は予定通りに公演が行われた。
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