規模拡大と上場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 07:10 UTC 版)
1号店の出店から10店舗目となる「徳島店」までは11年の歳月を要していたナカイであるが、この頃から店舗網の拡大戦略を急速に推し進めるようになる。本社移転から約2年半後の1987年(昭和62年)11月には、店舗数を20店舗にまで拡大し、事務処理面での体制強化を図るためにコンピュータによるオンライン・システムを開通させている。 元号が昭和から平成に変わってからも拡大成長戦略は続き、1990年(平成2年)1月には、大阪証券取引所第2部(大証2部)への上場を果たす。店舗数の面では、上場から2年後の1992年(平成4年)6月には30店舗、1996年(平成8年)4月には40店舗を達成するなど、短期間(10年足らず)のうちに店舗網を急拡大させ、ネットワークの面でも本拠地である徳島県、1号店を出店した福岡県のほかに香川県や近畿(兵庫県・奈良県・和歌山県)、東海(愛知県)、中国(岡山県・山口県)、南九州(鹿児島県)、栃木県など全国各地に店舗網を拡大した。このような急拡大・急成長により、一時は西日本最大のホームセンターに成長を遂げた。また、1993年(平成5年)12月には、子会社であるアニー株式会社(前月11月にジュウケン有限会社から改組・社名変更)を通じて生鮮食料品の販売事業にも進出した。
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