見直しへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 05:09 UTC 版)
「ドライブインシアター」の記事における「見直しへ」の解説
2020年、新型コロナウイルスの感染が拡大し、各国で不特定多数の客が集まる映画館の上映制限や外出禁止令が出されると、他者と接触せずとも鑑賞ができるドライブインシアターが注目されるようになった。 イランではエブラヒム・ハタミキアの新作映画『エクソダス』が、イスラム革命後初となるドライブイン方式で封切を行った。アメリカでは、州によってドライブインシアターの営業も禁じる州とドライブインシアターだけは営業継続を認める州とがあり、現存するドライブインシアターの中にはこの時期に例年の2倍以上の盛況を博しているところもある。ドライブインシアター側も、特別に無料上映を実施しつつ、飲食で利益を回収しつつ将来のドライブインシアター利用者増に結びつけようというところや、従業員の仕事の継続と精神的安定、住民の緊張緩和のために営業を続けていこうとする意向を持つところがある。またドライブインシアターを営業停止の対象から外そうという州政府も出ている。『トロールズ ミュージック★パワー』のように、この時期の劇場公開が不可能になった映画がドライブインシアターでの封切上映を行った例もある。 いくつかのドライブインシアターが現存するドイツでも、公園や駐車場を利用しての臨時ドライブインシアターが2020年4月以降全土で多数開業しているほか、既存ドライブインシアターを使ってのドライブインレイブパーティも開催され、車に乗ったままの参加者がクラクションを鳴らして熱狂するなどしている。 大都市近郊などに20館ほどのドライブインシアターが現存する韓国でも、各地の自治体主導で、住民の緊張緩和や、住民が安全な環境で文化を享受できるようにするといった目的のために、無料の臨時ドライブインシアターを開業させている。
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