西岡家住宅(佐賀県藤津郡塩田町)
名称: | 西岡家住宅(佐賀県藤津郡塩田町) |
ふりがな: | にしおかけじゅうたく |
名称(棟): | |
名称(ふりがな): | |
番号: | 1936 |
種別1: | 近世以前/民家 |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
指定年月日: | 1974.02.05(昭和49.02.05) |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
代表都道府県: | 佐賀県 |
都道府県: | 佐賀県藤津郡塩田町大字馬場下甲720 |
所有者名: | |
指定基準: | |
管理団体名: | 嬉野市 |
管理団体住所: | 佐賀県佐賀県嬉野市塩田町大字馬場下甲1769番地 |
管理団体指定年月日: | 2000.02.03(平成12.02.03) |
構造形式: | 正面11.8m、桁行17.9m、切妻造T字形、背面突出部 桁行8.8m、 梁間6.0m、切妻造、桟瓦葺、風呂場及び便所附属 |
時代区分: | 江戸末期 |
年代: | 江戸末期 |
解説文: | 江戸時代商業で栄えた塩田町の豪商の家。片側に通り土間を持った典型的な町屋で年代は新しいが質は良い。また軒を支える大きな持送りには地方色がみられる。 |
西岡家住宅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 04:37 UTC 版)
西岡家住宅(にしおかけじゅうたく)は、佐賀県嬉野市塩田津重要伝統的建造物群保存地区にある、商家にして歴史的建造物。国の重要文化財に指定されている。
概要
西岡家は、長崎街道の宿場町と有明海の川港として栄えた塩田津で、廻船問屋を営んでいた豪商であった。この地には、1810年(文化7年)頃移住した。現在の家屋は江戸時代末期の1852年(嘉永5年)に建築を始め1855年(安政2年)に完成した。当時は裏庭が川に面しており、資材の船運による搬出入作業をそこで行っていた。商家であったため、家屋の通りに面した部分は、全体を開放できる作りになっており、土間と店の間の前面は、全体が開放できるよう、出入り口は「吊大戸(つりおおど)」にして空間を確保している。
西岡家住宅は1974年(昭和49年)2月5日に国の重要文化財に指定された。またこの塩田津一帯は重要伝統的建造物群保存地区に選定されている[1]。
建築概要[1]
- 建築年代は1855年。
- 屋根は切妻造T字形、桟瓦葺、平入り。
- 大屋根の正面に破風が見られる、大壁造り。
- 正面11.8m、桁行17.9m。
- 背面突出部 桁行8.8m、梁間6.0m。
- 風呂場及び便所附属。
所在地
〒849-1411 佐賀県嬉野市塩田町大字馬場下甲720
アクセス
公開時間
- 公開自由(但し外観のみ)
- 内部は日曜と祝日に公開[2]
参考文献
- 文化庁・国指定文化財データベースから"西岡家住宅"を検索
- 藤井恵介『日本の家4 中国 四国 九州 沖縄』講談社、2005年、107頁、ISBN 4-06-271074-9
脚注
- ^ a b 公益財団法人 文化財建造物保存技術協会編著『重要文化財 西岡家住宅保存修理工事報告書』嬉野市教育委員会、2011年
- ^ “塩田津町並み保存会”. peraichi.com. 2023年7月20日閲覧。
外部リンク
座標: 北緯33度7分48.0秒 東経130度3分35.2秒 / 北緯33.130000度 東経130.059778度
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