血液型検査 ( blood type test )
血液型検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 02:52 UTC 版)
詳細は「血液適合性検査(英語版)」を参照 血液型は、血液サンプル中の血液型抗原AまたはBに結合する抗体を用いて決定することができる。 たとえば、A型の血液型に結合する抗体を加えて凝集が起こった場合、その血液はA型かAB型のいずれかになる。A型かAB型かのどちらかを判断するために、B型に結合する抗体を加えて、凝集が起こらなければA型となる。A型またはB型の抗原に結合する抗体のいずれでも凝集が起こらない場合は、どちらの抗原も血球上に存在しないことになり、その血液はO型となる。 血液型診断では、患者の血清を既知の血液型の赤血球と比較して検査し、さらに患者の赤血球を既知の血清型と比較して検査する。このようにして、患者の血液型は赤血球と血清の両方から確認される。干渉する抗体がある場合に備えて、患者の血液サンプルで直接クームス試験も行われる。
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