血液型別の感染率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:11 UTC 版)
RTIインターナショナル(英語版)の研究者が現在までの発見をまとめており、細菌やウイルス、感染症の感染性がABO式血液型に関係するのは、使用される血液型抗原によって抗原の感受性が異なるためである。O型はペスト、ノロウイルス、耳下腺炎、結核に弱く、A型は天然痘や緑膿菌、サルモネラに弱く、B型は淋病、結核、大腸菌、サルモネラに弱く、AB型は天然痘、大腸菌、サルモネラに弱い。国立生物工学情報センター発行の遺伝医学の書籍では、O型はマラリアから防御され、コレラではO型が弱くAB型が強い可能性がある。
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