血液型の刺青
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 01:43 UTC 版)
「第33SS武装擲弾兵師団」の記事における「血液型の刺青」の解説
1945年1月、「シャルルマーニュ」旅団の将兵に対して血液型の刺青(親衛隊隊員の特徴)を左腋の下に施すという通達が出されたが、将兵の多くはこの通達に驚き、そして歓迎しなかった。当時、ロシア人(赤軍兵)は負傷したドイツ兵や捕虜の腕を調べ、腕に血液型の刺青がある者は即刻処刑しているという噂が流布していたため、旅団将兵の中にはどうにかして刺青を回避する者もいた。最終的に1月初旬から「シャルルマーニュ」旅団将兵に対する血液型の刺青が開始されたが、実際に刺青を施した者は全フランス人武装親衛隊隊員のうち約4分の1の者だけであった。
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