虎退治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 00:06 UTC 版)
虎退治を題材とする伝説などのフィクションは古今東西にあり、その多くは登場人物の武勇を表現するために使用された。『水滸伝』の行者こと武松や黒旋風の李逵が有名である。同作品には実際作中で虎退治を確認できないが、虎殺し(打虎将)の異名を持つ人物も登場する。 『日本書紀』の欽明6年(545年)には百済に派遣された膳提便が子供を食べた虎を倒しその皮を剥いだとあり、その武勇談は中世の『宇治拾遺物語』にも「遣唐使の子、虎に食るゝ事」という説話として採録されている。また豊臣秀吉の家臣加藤清正が朝鮮出兵中に虎狩りをした逸話は良く知られており、これにあやかって明治時代以降、多くの日本人が虎狩りを行っている。なかでも旧尾張藩主家出身の徳川義親はシンガポールで虎狩りを行い、「虎狩りの殿様」として知られている。 一休宗純が屏風絵の虎を退治するよう言われ、「ではまず虎を屏風から追い出してください」と切り返す頓智も一休噺他数々の作品で取り上げられてきた。アニメ「一休さん」でも足利義満が同様のことを発言し、一休を困らせようとするが、この言葉で切り崩す話がある。
※この「虎退治」の解説は、「トラ」の解説の一部です。
「虎退治」を含む「トラ」の記事については、「トラ」の概要を参照ください。
- 虎退治のページへのリンク