蒸留・貯蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/21 02:18 UTC 版)
単式蒸留機により蒸留を行い、得られたアルコールは検定タンクに移してアルコール度数および数量を計量する。蒸留後に発生する焼酎粕は2016年度には年間2,272トンとなっており、そのうち1,061トンが壱岐牛の飼料として利用されている。蒸留直後の原酒はアルコール度数はおよそ45度で、アルコールの刺激臭が強く大麦の香りなどは弱い。しばらく原酒のまま貯蔵した後、割水をしてさらにステンレスや琺瑯のタンクで貯蔵し、容器内の自然対流による熟成を進行させる。このほか、甕や樫樽なども利用される。2~20年熟成させたのち、瓶詰めして出荷される。
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